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コイン単価5.8円という悪魔的数字を叩き出した「ンゴロポポス~ピンチ!捕われの爺~」
コイン単価とはスロットの荒さを表す指標になっており、要するにこれが高ければ高いほど荒いスロットということになります。
そして、本機はコイン単価だけで言うと、あの往年の神台「ミリオンゴッド~神々の凱旋~」をはるかに上回っており、
ハイパー超激荒台極となっています。
そんな、この台は世に出てよかったのか?な本機を語りたい!
ゲーム仕様
ゲーム性:ARTのみ(AT純増2.8枚)
ARTのみで出玉を増やすゲーム性
基本的なゲームの流れ
規定ゲーム数消化、レア役・確定役でART当選を目指す
↓
ARTは1セット100ゲーム、17セットまでシナリオ管理の継続率を持ち、セット毎に継続抽選を行う。
(セットストックあり、ゲーム数巻き戻し(実質上乗せ)抽選あり)
ンゴロポポス~ピンチ!捕われの爺~のすごいところ
■ただただゲーム性が強い
本機は1セット100ゲーム純増2.8枚のARTしかなく、セット毎の継続率がシナリオ管理となっているため、何も引かずとも継続するゲーム性となっています。また、ART中にはセットストック・ゲーム数巻き戻しなど上乗せ契機も用意されているので、継続率が低いセットであっても自力でどうにかできるようになっています。
さらにこの台には「チキ揃い」というセットストックが5つ貰える確定役(いわゆるGOD揃い)が存在しており、押し順不問・押し順当て分を合算すると
約4000分の1と破格の確率となっています。
そのため、どのタイミングでも初当たりさえ引ければ大事故が発生する可能性がある台となっていました。
ンゴロポポス~ピンチ!捕われの爺~を語りたい!
■超激重台極
荒さの単位であるコイン単価が振り切っていることからも分かる通り、ベースがびびるくらい低く設計されており、
1000円あたり21ゲーム
というまさに狂気の台となっています。
さらに初当たりも重く、天井の999ゲームまで引っ張られると
5万円弱消える
という鬼畜仕様となっていました。
また、セット毎にシナリオ管理の継続率を持っていますが、最初の方のセットは継続率が低いことが多いので1セット駆け抜けということもよくあり、
4~5万使って300枚弱をGET
というどうしようもない展開に追い込まれることが多かったです。
そんなヤバい仕様の台でしたが、その分の跳ね返りもヤバかったのである種バランスが取れてる(?)台となっていました。
■なんか怖い
通常時はほとんど無音で時々キャラクターが喋るだけとなっており、絵の感じがちょっと古く、
なぜか怖さを煽られていました(筆者だけ?)
さらに怖いのはART突入時で
「2BETを押してね!」ピコーン
「レバーを叩いてね!」ピコーン
「次ゲームからMAXBET遊技してね!」
いきなりめっちゃ指示してくるぅ…こわあ…と恐怖を感じずにはいられませんでした…
最後に
本機は大都技研の台にしてはかなり演出が少なく、ゲーム性も偏っているところから試験的に制作されたのではないかと思います。
特にゼロボーナスに突入させる指示演出はかなり無機質で普通に制作されていないことがうかがえます。
そして、この台以降この台を追随した台が出ないまま5号機はなくなってしまいました。やはりここまで尖らせると打ち手がついていけないと制作側も気づいたのだと思います。
何事もやりすぎはよくないということをンゴロポポスは僕たちに教えてくれているのかもしれません…
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