パチスロを変えたアクセルAT機の始祖「激闘！西遊記」を語りたい！

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アクセルAT機の始祖であり、スロット界に革命を起こした「激闘！西遊記」

AT純増3枚と高純増ながら天井ゲーム数が256ゲームであり、初当たり確率が設定1でも149分の1と当時としては革新的な性能をしていました。

そんな、業界内だけがすごく騒いで全然流行りませんでしたね…な本機を語りたい！

ゲーム仕様

ゲーム性：疑似ボーナス＋AT（AT純増3枚）
ATと疑似ボーナスを繰り返して出玉を増やすゲーム性

基本的なゲームの流れ
規定ゲーム数消化、レア役からの直撃から疑似ボーナス当選を目指す
↓
疑似ボーナス後のバトル勝利でボーナス高確率抽選ゾーン「天竺RUSH」に突入する
（バトルは押し順当てやレア役で勝利抽選がされる、最大2戦突破でRUSH確定）
↓
天竺RUSHと疑似ボーナスを繰り返して出玉を増やす
（疑似ボーナス中に枚数上乗せ抽選あり、RUSH終了時引き戻し抽選あり）

激闘！西遊記のすごいところ

■アクセルAT機の始祖
本機はアクセルATという仕組みを使っており、それまで主流だった「ゼロボーナス」搭載のスロットよりもベースが低く、破格の初当たり確率を実現しています。

アクセルATの仕組みはいろいろな所で説明されているので割愛しますが、要するに

あのGOD凱旋やスロットリゼロはこの台なくしては登場していなかった可能性がある

ということです。

そのためこの台はスロットの歴史において必ず登場する台となっています。

激闘！西遊記を語りたい！

■疑似ボーナス後のバトルがヒリつく
本機は初当たり時に疑似ボーナス「激闘ボーナス」に突入し、「激闘ボーナス」終了後にバトルパートに突入します。このバトルパートについては3回押し順当てに失敗するまで継続し、それまでに相手のHPを減らすか、規定ゲーム数を消化できれば勝利となっています。相手のHPを減らす主な契機は押し順当てであるため、自力感がかなり強くなっています。

さらにこのバトルについてはほとんどが2戦突破になるので難しく、突破出来た時には結構な達成感を味わうことができます。

そして突破した時のレバーオンでリールがゆっくり逆回転して「天竺RUSH」が中段に止まる瞬間に

生を実感することができます（筆者談）

■「天竺RUSH」突入後は全てが楽しい
「天竺RUSH」はST方式で5ゲーム間にボーナスを引ければ、ボーナス終了後に5ゲーム再セットされる仕様となっています。（実質継続率77％）

「天竺RUSH」中にボーナスが当選した時には、当落演出後に上の役物が「ポヒューン」という音を出しながら落ちてくるだけというドシンプルな演出となっているのですが、

もう、これが本当に楽しい

また、ボーナス中に「セブンゾーン」という7揃い（枚数上乗せ）高確率に突入させると、高頻度で7揃いが発生して7揃いを引くたびに

生を実感することができます（筆者談）

最後に

本機は初当たり確率が高く、上で書いた通りどの場面でも面白い台となっているのですが、世間ではあまり流行ることはありませんでした…

理由は明確で

出玉がしょぼい

これに尽きると思います。RUSH中のボーナスが差枚数ではなく枚数管理のため、表示よりも全然出玉が増えない仕様となっており、実際1000枚獲得することも難しい台となっていました。

そして、アクセルAT機特有のベースの低さ（1000円で驚異の26ゲーム）から、次の初当たりまでに出玉が崩壊するという現象が発生し、勝つのが結構難しい部類の台だったと思います。

今はもちろんホールにはないですが、もしゲームセンターとかにあったら、ぜひ一度ゲーム性の面白さとスロットの歴史に触れるために打ってみましょう！（ゲーセンで置いているところなさそう…）

P.S KPEさんへ
青7揃いボーナスの楽曲をどこかで聞けるようにしてください…